スターシップ・トゥルーパーズ

ストーリー

未来。地球連邦政府の支配の下、一般民は市民権を得るためには軍隊に志願し、兵役につくことが必要とされていた。ブエノスアイレスのハイスクールを卒業したジョニー・リコ(キャスパー・ヴァン・ディーン)は、宇宙海軍のパイロットを目指す恋人のカルメン・イバネス(デニース・リチャーズ)、俊才にしてエスパーのカール(ニール・パトリック・ハリス)と共に軍を志願。最も苛酷な機動歩兵部隊に配属されたリコは鬼教官ズィム軍曹(クランシー・ブラウン)の下、彼に恋する同級生のディジー(ディナ・メイヤー)と猛訓練の日々を経て優れた兵士に成長する。分隊長に任命された彼だが、ある日、実弾訓練で仲間のひとりを死なせてしまう。挫折感を味わい、軍を辞める決意をしたジョニーだが、その矢先、異星生物アラクニド=バグスとの戦争が始まる。故郷ブエノスアイレス壊滅を知ったジョニーは仲間たちと戦地、母星クレンダスへ向かう。地球連邦艦隊が集結、カルメンもジョニーの恋敵であるザンダー(パトリック・マルドーン)と任務についていた。だが、バグスたちは予想以上に強大で、プラズマ砲とウォリアー・バグの前に、地球軍は一瞬にして10万人の戦死者を出し、攻撃は大失敗。司令官の交代、戦略変更の後、ジョニーはハイスクール時代の担任だったラズチャック(マイケル・アイアンサイド)率いる百戦錬磨の小隊ラズチャック愚連隊に、戦友ディジー、エース(ジェイク・ビジー)に配属され、惑星Pへ。オーウェン将軍の部隊の救援要請のためだったが、なんとこれはバグスが仕掛けた罠だった。包囲された小隊は奮戦虚しくラズチャック、ディジーが命を落とし、ジョニーら数名だけがカルメンとザンダーの救援機で脱出。だが、この作戦でバグスの背後に指導者=ブレイン・バグスの存在が発覚した。小隊長になったジョニーは起死回生の作戦としてブレイン・バグス捕獲の任務につく。折しもザンダーとカルメンは乗っていた艦を破壊されて脱出するが、ブレイン・バグスらの手中に落ち、ザンダーは脳を吸い取られて惨死。危機一髪でカルメンを救出するジョニー。ブレイン・バグスは逃げたが、結局連邦軍に参加していたズィム軍曹らの手で捕らえられた。今や情報部高官となったカールがブレインの敗北を読み取り、兵士たちは勝利の凱歌をあげる。かくして、ジョニーら地球連邦軍兵士たちは、勝利の日まで今日も戦うのだった。