空気人形
是枝裕和監督が、業田良家原作の短編コミック「ゴーダ哲学堂 空気人形」を韓国人女優ペ・ドゥナを主役で映画化した作品。
【監督・脚本・編集】是枝裕和
【原作】業田良家「ゴーダ哲学堂 空気人形」(小学館ビッグコミックススペシャル刊)
【出演】ペ・ドゥナ、ARATA、板尾創路、高橋昌也、余貴美子、岩松了、星野真里、丸山智己、奈良木未羽、柄本佑、寺島進、オダギリジョー、富司純子
終盤の展開まではいいシーンもかなりあったし、切なく、セリフも心に残った。
が、そのあとは俺的には、ないわ。ホラーか、ギャグとしか思えん。
「あなたにならなにをされてもいいの」
「本当にいいんだね?」
「・・・いいわよ」
の場面でイヤーな予感したけど…、やっぱりっていう感じ。あ〜あ、お前もそんなやつだったか。
唯一の救いは、じいちゃんだけかな。
のぞみは青年の空虚さに自分と同じものを感じたはず(同じ人形だと勘違いしたというのは1エピソードしては面白いが最後の展開までつながるっていうのはどうも…)
「君が誰かの代用品ってことは、ない 」
「私は嘘をつきました。心を持ったので嘘をつきました」映画「空気人形」より
「私は持ってはいけない「心」を持ってしまったのだ」。
「私の空っぽの体の中には、F夫君の息で満たされている。」
「心を持つことは切ないことでした。」「ゴーダ哲学堂 空気人形」より
- 作者: 業田良家
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: 文庫
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ロケ地:東京都中央区湊、新富町から月島方面へ和泉ビルを左、クリストファーヒルズ辺り
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